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私の慢性鼻炎の説明
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7.血管運動性鼻炎
【けっかんうんどうせいびえん】


 慢性鼻炎と思っていましたが、大学病院で診察してもらったところ、血管運動性鼻炎と診断され、手術を勧められました。手術は神経切断する手術と聞き、不安です。リスクも聞きましたが、どうしても踏み切れません。本当に安全な手術なのでしょうか。ある医学書を読んだところ、自律神経から来ているので、神経科の受診を勧めますと、書いてありました。
(大阪府、53歳女性)



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手術はリスク少なく効果的

 質問された方はご自身で慢性鼻炎を思っておられたとのことなので、長く鼻漏(鼻水)などが続いているものと思います。ところが、耳鼻咽喉科専門医の診察では、慢性鼻炎を引き起こす感染などが認められなかったのでしょう。

 感染でない鼻炎の代表が、アレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎は、スギ花粉などのアレルギーを起こす原因となる抗原を吸い込むと、体のなかで特異的な抗体と反応して、鼻漏、くしゃみなどの症状が発症します。ところが、ご質問の方は大学病院で行ったアレルギー検査で、アレルギーが証明されなかったものだと思われます。このような患者さんは、血管運動性鼻炎と診断されます。

 血管運動性鼻炎は鼻粘膜の自律神経異常が原因で発症すると考えられています。ところが、全身的な自律神経異常、いわゆる自律神経失調症の関与は明らかではありませんので、神経科を受診されても根本的な治療を行うことはできないのです。

 血管運動性鼻炎には、アレルギー性鼻炎と同じ抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬がよく効きます。しかし、長く薬を飲み続ける必要がありますし、眠気などの副作用で薬が飲めない患者さんもいます。

 その場合には、手術を行います。血管運動性鼻炎では、鼻粘膜の自律神経の一つである副交感神経の機能が高まっています。ご質問の方は、鼻粘膜に入ってくる副交感神経を遮断する後鼻神経切断術を勧められたものと思います。

 この後鼻神経切断術は内視鏡を用いて行われます。鼻の中の粘膜下から手術を行いますので、鼻漏だけでなく、鼻閉(鼻づまり)にも効果があります。副作用については手術後に出血が起こることがありますので、一週間程度の入院が必要ですが、決して危険な手術ではありません。

 質問の方も主治医からリスクについても聞いておられるとのことですが、わからないこと、不安なことを先生にもう一度お話し、納得できる説明を受けられてはどうでしょうか。
(●●大学医学部耳鼻咽喉科教授、●●)

この方は慢性鼻炎と考えていられる。この場合は、自覚症状として長く鼻漏、鼻閉、後鼻漏、色の着いた粘着性鼻汁、頭痛などが併発します。
上記は患者さんが書いていないのもありますが、本人が慢性鼻炎と考えていられるならば当然あると考えます。
専門医師はこれをアレルギー性鼻炎と診断しています。
私は患者さんの自己判断を尊重します。なぜなら医師の診断のアレルギー性鼻炎が慢性鼻炎であることが多い。治療して、治らなければ体質、アレルギー性鼻炎と診断するようです。
しかし、私の体験では慢性鼻炎であることが多い。そこで手術をする前にガーゼ治療をする事を薦めます。この治療でガーゼ挿入時に痛みを感じれば、そして血、膿がガーゼに付いてくれば慢性鼻炎として治療すべきです。


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