私の慢性鼻炎 47

下記の質問が来ています。私が回答しています。■■■

物心ついた頃から鼻がつまっています。鼻の悪い家系なようで私の父も祖母も鼻詰まりでした。骨格の問題もあるのでしょうが生後八ヶ月の息子も既に鼻で息が出来ないらしく口呼吸になってしまっています。とにかく息子を治したいのです。赤ちゃんには無理でしょうから私がとにかく良くなってもう少し大きくなったら息子にも治療してあげたいです。
私は現在は慢性アレルギー性鼻炎と鼻の骨が曲がっていると病院で言われています。今は息子を優先していろんな耳鼻科に連れて回っているため私は通院していません。どうぞよろしくお願いします。

こんにちわ。
Ｍａｉｌを読みました。 貴女の端末は携帯なので後日資料として回答を送ります。
「とにかく息子を治したいのです。赤ちゃんには無理でしょうから私がとにかく良くなってもう少し大きくなったら息子にも治療してあげたいです。」との事ですのでその目的で書きます。

「生後八ヶ月の息子も既に鼻で息が出来ないらしく口呼吸になってしまっています。とにかく息子を治したいのです。赤ちゃんには無理でしょうから私がとにかく良くなってもう少し大きくなったら息子にも治療してあげたいです。
> 私は現在は慢性アレルギー性鼻炎と鼻の骨が曲がっていると病院で言われています。今は息子を優先していろんな耳鼻科に連れて回っているため私は通院していません。」

多分今の治療では治癒しないと思います。それより、生後八ヶ月の子供をつれて病院周りはあまり感心しません。風邪をうつされたりとか、、。


以下に私の治療方法を説明します。基本的に病院と同じですが、より合理的な方法になっていると考えます。


自分の子供の鼻炎治療法


準備

1.用意するもの。

1)０．５％アンピシリン溶液：

２０ｍｌビーカーに５ｍｌのピペットでアンピシリン溶解液４ｍｌを入れます。この中にアンピシリン試薬約10～２０ｍｇ（マイク
ロスパーテルのスプーン１～２杯分）を入れ攪拌して溶かします。アンピシリン溶解液４ｍｌでは多すぎる場合はこれを
３ｍｌとしてアンピシリン試薬も液の量に比例させて減らして下さい。

この溶液はアンピシリン０．５％溶液となります。アンピシリンの溶液は不安定で、溶液の温度が高いと、時間が経
過すると少しずつ分解して効果がなくなります。作ってから約４時間以内で使用して下さい。

２）弊社製造・販売の改良綿棒と脱脂綿：

脱脂綿を長さ約６ｃｍ、幅約２．５ｃｍに切り取り、これを綿棒にしっかり巻きつける。脱脂綿は少し濡らすと綿棒に巻き易くなります。

３）生理食塩水：

０．９％の食塩水。人肌に温めて使用する。

４）鼻洗浄の器具。ただし、必要な場合。

５），ネブライザーセット。

6)糊状生理食塩水

7)0.5%アンピシリン糊状生理食塩水:
糊状生理食塩水約2mlを ２０ｍｌビーカーに入れます。この中にアンピシリン試薬約10ｍｇ（マイクロスパーテルのスプーン１杯分）を入れ攪拌して溶かします。作ってから約４時間以内で使用して下さい。

治療

（注意1：言葉だけでは説明し切れない部分があります。この部分は当方に問い合わせるが、工夫して下さい。
注意2:病院での外来治療は鼻腔の鼻汁を吸い取る、ネブライザー治療すると推察します。
私の治療法は脱脂綿を綿棒に巻きつけて、０．５％アンピシリン溶液で濡らして、絞った綿棒を鼻腔に30分位入れておきます。これを一日数回繰り返します。多ければ多いほど良い。この方法で鼻汁は脱脂綿に付着してとれて鼻腔が清潔になります。同時に薬品が鼻腔の炎症部分に作用して有効になります。更に清潔になった鼻腔にネブライザーをします。）

鼻腔内を、洗浄、鼻をかむ等して清潔にして下さい。

脱脂綿を少し０．５％アンピシリン溶液で濡らして下さい。こうすると綿棒に巻きやすくなります。この脱脂綿を綿棒に巻き付けて下さい。巻いた綿棒を０．５％アンピシリン溶液に半分ほど浸けて、軽く絞って下さい。(注意：もし、薬液が咽喉に落ちるとむせたり、咳が出て困ります。ですから、脱脂綿は濡らし過ぎないようにして下さい。）
0.5%アンピシリン糊状生理食塩水を少量付けます。これを付けると患部に滑らかに綿棒が挿入出来ます。苦痛を少なくします。

子供の鼻腔に綿棒を斜め下30度くらいに向けて約４～５ｃｍ入れる。角度はそんなに問題はありません。鼻腔に綿棒が入れれば良いのです。最初は無理に入れずに、子供に苦痛、恐れを与えずに治療して下さい。そのまま20分～5０分間置いておいて下さい。
（注意：解剖図を参考にして下さい。）

時間が来たら取り出して下さい。

この時、鼻腔が汚れている（鼻が悪化している）と綿棒も汚れています。治ってくると綿棒はきれいになります。

一日に1～3回治療して下さい。多いほど良い結果が出ます。

ネブライザー治療

綿棒での治療の後にネブライザー治療をする。但し一日3回までにして下さい。当社のサニーの場合は、０．５％アンピシリン溶液２ｍｌ～３ｍｌを片側に実施する。同様に反対の鼻腔にもする。

これで治療はおわりです。

この治療を一日3回から5回実施する。

私のＨＰ（http://members3.jcom.home.ne.jp/nose.w/）の鼻の治療法も参考にして下さい。

鼻の病気は治癒し難い。ですから鼻洗浄、綿棒治療、ネブライザー等を組み合わせて全力で治療して下さい。

不明のことがあれば問い合わせて下さい。

下記の図をご覧下さい。このまま、30から50分治療を続ける。治療回数は多い程効果があります。4から5回がお勧めです。