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私の慢性鼻炎の説明
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下記の質問をもらっています。この方はかなり悪い慢性鼻炎で医師から手術を薦められています。半年ほどガーゼ治療をしています。
治療に本人は満足しています。だいぶ改善した様です。
                     
                               記
質問があるのですが。昨日から起きた後に右からのどにどろっとした黄色と血のまじった透明の塊がおちてくるのですが
これは副鼻腔から落ちてくるものなのでしょうか?他の方もこのような膿が出てくることがあるのでしょうか?
初めてこういうのが出てきました。

下記は私の回答です。

質問に答えます。
ガーゼ治療を進めると肥厚が取れてきます。今まで鼻腔に溜まっていた膿などが出易くなり落ちてきます。
副鼻腔から落ちてくるものでは無いと考えます。理由は副鼻腔の出口はわずか4から5mmと云われています。肥厚が有れば更に出口は小さくなります。ですから、のどにどろっとした黄色と血のまじった透明の塊は出て来ません。物理的に不可能です。
 
この様に肥厚の取れた患部には治療を集中して完治して下さい。

肥厚とは、特に鼻炎の肥厚について。

私たちが細菌感染、傷、火傷、打撲などの傷害を受けると患部に肥厚・腫れが発生します。
特に鼻粘膜は海綿体で出来ているので特異な症状を示します。風邪、細菌感染による炎症、アレルギー等で鼻粘膜は肥厚します。
特に深刻なのは細菌感染による炎症です。
炎症により、鼻汁は増加し、慢性化すると鼻汁の性状は粘着性を帯びてきます。同時に肥厚が発症します。
この結果、肥厚が壁を作り鼻汁の排出を困難にします。この肥厚の壁は鼻腔の中央に出来ると鼻汁が鼻口の方へ出て来るのを塞ぎます。そしてのどの方に落ちる様になります。
粘着性を帯びた鼻汁・膿などが蓄積する様になります。
これが原因で鼻閉、蓄膿症、後鼻漏、臭鼻症などを発症します。
これは悪循環となり症状を悪化させます。

この時治療をして肥厚の壁が無くなると上述の様に「どろっとした黄色と血のまじった透明の塊が」が出て来る様になります。

私の体験では肥厚が無くなると鼻汁の排出が容易になり良く鼻汁が出るようになります。
これは良い傾向と考えて下さい。そして再度肥厚が出来ない様にその部分を治療して下さい。
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