[私の慢性鼻炎 77

下記のmAILが来ています。この方は治療開始から50日です。

治療を開始して50日です。よくここまで改善しました。いろいろ工夫なさった様です。素晴らしいと思います。

中鼻道の奥、後鼻孔近傍は肥厚と傷があり苦痛があります。マキロンなどを使用して治療を継続して下さい。この治療の特徴は改善が早いので、少し治療をすると痛みは激減します。少し、頑張って大胆に繊細に治療して下さい。

中鼻道を中心にガーゼ治療を行っています。膿、血液、粘液、壊死物質と様々なものが付着してくる時があります。しかし治療を継続していると量は減少していきます。またガーゼを除去した時は鼻閉感が皆無となり治癒傾向にある事が実感できる時もあります。後鼻漏の量は減少してきましたが、酷い時もあります。しかし鼻汁の性状には変化が認められます。明らかに細菌感染を示唆するような黄色いものがなくなり白、透明のものがほとんどです。しかし中鼻道の奥、後鼻孔近傍にはガーゼが入っていきません。少しずつ奥へ進んできているのはわかりますが、難しいです。今後の治療方針について御指導よろしくお願いします。


最初のMAIL。
ＨＰ拝見しました。38歳男。数年前の歯科治療が原因で慢性歯性上顎洞炎が生じました。原因歯は現在も治療中です。上顎洞炎にあっては放置していても症状がみられない時期もあるのですが、寒冷期は鼻閉、鼻汁（普段透明～白。時に黄色）そして後鼻漏に悩まされます。ガーゼ治療を検討したいので資料の送付をお願いします。

治療開始20目のMAIL。

慢性右側歯性上顎洞炎でガーゼ治療を行っている者です。昨日までは下鼻道のみ治療していましたが酷い鼻閉感、後鼻漏は変化せず、治療後特に激しい症状が出現する状況でした。そこで本日、糊状生食水プラス、マキロンで中鼻道を検索したところ中鼻甲介に著しい肥厚が認められました。そこでガーゼ幅を小さくし、下鼻道同様の治療をしました。３０分後に取り出したガーゼに付着物は認められませんでした。しかしガーゼ取り出した後は鼻閉が完全に消失しました。昨日までは日内変動が激しく、ガーゼ治療を行わない時でも鼻閉感皆無な時間もあれば、上述のように治療直後に悪化する事もありました。現在、後戻りは全くみられません。

 

数年振りに頭重感が取れ、右側顔面の違和感が軽快しました。また耳管狭窄の症状も現在大きく改善しました。①アンピシリンで耳管狭窄の症状を軽快さす方法は中鼻道からのアプローチで良いでしょうか。②治療中、原因歯である上顎第一大臼歯に鈍痛、違和感が認められます。（下、中鼻道いずれの治療時も）しかし治療後数時間で症状は消退します。しかし歯牙に違和感が生じるため、下鼻道にあっては病変部に正しくガーゼが届いていない可能性があります。これについての判断基準はありませんか。

③今後の治療指針について。以上３つについて回答いただければ幸いです。今後共どうぞ宜しくお願いします。

治療開始23日。
お世話になります。先日メールで報告した丸丸です。症状に著変ありません。しかし数日、取り出したガーゼに血液、膿汁、鼻汁が付着するようになりました。また30分程度ガーゼを放置する事に苦痛を感じる事は全くなくなりました。耳管の症状はガーゼ挿入がうまくいくと明らかに軽快します。完治には程遠いですが、症状に消退傾向が認められます。最大1日5回程度の処置を行います。（職場でガーゼを挿入する時はマキロン、糊状生食無しです。若干挿入に苦慮しています＝昨日気がつきました）